ミミラボ-mimi Lab-

ミミズ可愛いし生ゴミ食べてくれるし肥料もくれて一石百億鳥

【ミミズ飼育】ミミズ飼育のススメ

こんにちは、ミミラボ助手Aです。

 

ミミズについて、大人の自由研究をする“ミミラボ”第2回のテーマはこちら。

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人によってメリットに感じるものも変わってくると思うので、「こんなあなたに!」というパターンを分けて、メリットをまとめていこうと思います。

 

毎度の注釈となりますが、このブログは「ミミズって気持ち悪い…」という(おそらく)大多数の方の気持ちに100%同意しつつ、ミミズを知っていくことで「あれ?結構かわいいかも?」と思ってもらうことを目的としておりますので、基本的にはイラストを載せていきます。突然ミミズの写真がドーン!と出てくるようなことはございませんのご安心ください。

 

 お茶、コーヒーをたくさん飲むあなたに!

在宅ワークにもすっかり慣れた私ですが、会社と違い話しかけてくる人もいないため、ふと気付くとモニターをずーーーと見続けて、眉間にしわが…ということもしばしば。

そんなときは、あったかいお茶やコーヒーをデスクにおいておくと、ほどよくリラックスしてお仕事をすることが出来ます。

しかし、コーヒーやお茶は飲めば飲むほど、茶ガラ、コーヒーガラがでるのです。1日分ではどってことはないですが、毎日となると結構な量になるのですよね。

 

この茶ガラ、コーヒーガラが大好物なのがミミズなのです。

 

お茶を片手に、一息つきながらふとミミズ箱に目をやると、ミミズは変わらずせっせと私が飲んだお茶の葉っぱをもぐもぐしては、栄養満点のうんちをしてくれています。

 

仕事でちょっとうまくいかないことがあっても、ミミズを見つめていると「あ、今日もこいつは一生懸命に生きてるんだな…」と感じると同時に、「私も今日、ごはんちゃんと食べてうんこしたじゃん、一生懸命生きたじゃん。しかも今飲んでるこのお茶でミミズ生かしてるじゃん、すごじゃん、偉いじゃん…」と、自分をほめてあげられるようになります。

 

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(やや誇大な表現を使用しています)

 癒しが足りないと感じているあなた!

犬や猫、魚や爬虫類と並んだ時、ミミズのことをペットと呼べるかというと、疑問を抱かれてしまうかもしれません。

しかし、ペットを“癒しをくれる存在”と定義するなら、私は自信をもってミミズはペットである、と断言します。

 

土からひょいと顔を出しては「ああっ!まぶしいっ!」と引っ込んでしまう臆病なところや、一生懸命食べ物を口に含もうとするも「大きくて…食べられないや…」と断念する姿。

その様子を見ると、愛おしさすら覚えます。

 

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ふわふわ感だけは味わえないので、それはぬいぐるみで補いましょう。

 

ペットを飼いたいけれど、ペット中心の生活は難しそう、というあなた!

ペットを飼うということは、命を預かるということなので、なかなか簡単に決断することはできませんよね。

散歩は続けられるだろうか、トイレはちゃんと覚えてくれるだろうか、エサ代が結構かさむかも?掃除も大変だろうな…と、二の足を踏んでしまうこともありますよね。

 

しかしミミズちゃんならどうでしょう。

人間の出す生ゴミをたべることが自然の姿。フンはそのまま肥料になる。

散歩もいらないし、うまく環境をつくってあげればこまめなお掃除の必要もありません。

ペットの中でもとても飼いやすい部類なのは間違いありません。

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 楽しくお金を貯めたいあなた!

ここから先は、「ミミズ飼育」だけをおススメするというより、「ミミズ飼育」を生活の一部に加えることで、めちゃ楽しいサイクルが回りだすよ、というお話です。

 

「ミミズ飼育」を始めるなら、セットで初めていただきたいのが家庭菜園です。

(逆に、家庭菜園をすでにやられているなら、五体投地でミミズ飼育をオススメしたい…!)

 

家の前の花壇のスペースを使うでもいいですし、ベランダにプランターを置いて始めるなど、まずは初期投資は少なめに、試してみてもいいかもしれません。

 

個人的なお話で恐縮ですが、わたくし助手Aは、コロナ自粛の前の世界では、ご飯は仕事帰りの居酒屋、残業で帰りが遅くなる時は、牛丼かコンビニ飯…という生活を送っていた平均的限界OLでした。

しかし、そんな生活も新型コロナの影響で一変しました。

 

オフィスにいる時は、コーヒーショップや自販機でお茶やコーヒーを買っていましたが、在宅ワークになってからは自宅で自分で淹れるようになりました。

外食ばっかりだったごはんも、スーパーで買ってきた野菜で料理をするようになりました。

 

「手間」はかかれど、お茶の葉の種類を選んだり、スーパーで安い食材を探したり、その「手間」が案外楽しいものであることにも驚きましたが、何より、びっくりするほどお金がたまりました

#いつか、前の外食メインの頃の生活費と今の自炊メイン生活の出費比較をしてみたいところです。

 

でもまあ、お金がたまるといってもその手間がおっくうで、「ラク」をお金で買っていたわけですから、すぐに限界助手Aの亡霊が「ほれほれ、やっぱり自炊なんてめんどいだろ、買っちゃえ買っちゃえ」と日々誘惑をしてきます。

 

そう、自炊生活を続けるには、モチベーションとなる「楽しさ」が必要不可欠なのです。

 

食べること自体がモチベーションになればいいんですが、そもそもコンビニ飯でなんとかなってるような人間もいますよね~。うーん、そう、私だ私!!

 

そんな方のサイクルはどうなっているかと言うと…

【食べる】→【働く】→【お金になる】→【ご飯を買う】→【食べる】…

 

チクショォォオオオ!!!!

働かざるを得ない!!!!労働しないと生きていけない!!!現実辛い!!!となってしまうわけです。

 

さて、ではこの絶望的なサイクルに「ミミズ飼育」という歯車をはめるとどうなるでしょうか。

あら不思議…

 【食べる】→【ゴミが出る】→【ミミズが食べる】→【肥料を出す】→【野菜が育つ】→【お金が浮く】→【食べる】→【ゴミが出る】→【ミミズが食べる】・・・・

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天才現る。

ミミズ様~~~~~(思わず天を仰ぐ助手A)

 

お分かりいただけたでしょうか。

ミミズがいることで、ただ「食べる」という我々がただ生きるために当たり前にやっていることから、意味役割が生まれてくるのです。

 

さらにここで、育てたミミズを販売すしさらにお金にするというの歯車を足すことも出来なくはないのですが、愛情かけて育てたミミちゃんが、釣り針に貫かれ、あんなに苦手な太陽の元にさらされ、最後は魚に食べられてしまう…と思うと、あ…なんか涙出てきた…はい、私にはできそうにありません。

とはいえ、釣りが趣味の方は直接的にお金が浮くのでもちろんおススメです。

 

まとめ

「いいことだらけじゃん!よし!明日からミミズ飼い始めよ!!!」となれればいいのですが、それでもなおミミズ飼育のハードルは高いですよね。

私が思うに、飼育中にミミズに触ってしまう恐怖などももちろんですが、何より個人的にはミミズコンポストについてネットで調べた時に出てくる、ハエやGといった他の虫との遭遇への恐怖が、ミミズを飼育しようという心を折ってしまうのではないかと思っています。

 

私もミミズコンポストに挑戦しようと調べていた時に、ミミズをわしづかみしている方の動画などを見て「ミミズ可愛いけど、これは無理~( ˘ω˘ )」と思いましたし、不安すぎて「ミミズ 脱走」「ミミズ ハエ」「ミミズ 匂い」と検索しまくり不安になったものでした。

私もハエ一匹も部屋に入れたくない人間なので、いかに気持ち悪い虫たちに出会わず、ミミズを飼育できるか、このブログを更新しながら模索していきたいと思います。

 

偉そうに「こんな皆様におススメ!」と書きましたが、私自身もまだまだミミズ飼育の初心者です。

 

これから、ゆっくり時間をかけて、「あ、このやり方ならマネできそう!」と思っていただけるような育て方、ミミズコンポストの作り方を、研究していきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。

 

次回は、コンポスト制作に着手する前に、まずはシマミミズの生態をもっと知るために、コンパクトかつ観察可能なミミズの飼育箱について考えようと思います。

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